はじめに
気づいたらついこの間、僕の30代が終わっていた。10年前の2016年といえば、BiSH(「BiSをもう一度始める」by 渡辺淳之介)がメジャーデビューした年であり、(元BiS苺りなはむ率いる)CY8ERが活動を開始した年である。BiSHは2023年東京ドームで、CY8ERは2021年に日本武道館で、それぞれ解散している(当然、両方とも現地参戦している1 2)。せっかく区切りがいいので、自分の30代をざっと振り返ってみる。
ちょっと長くなりそうなので、まずはお仕事編から。
転職と起業と副業
おっさんになったので、こういう記事も仕事の話からしてしまう。20代の若者からしたらマジでキモいとも思う。
Yahoo! Japanとバフェットコードの黎明期
30歳になったころ、つまり2016年の僕は今はなき「Yahoo! Japan」というインターネットの会社で膨大な広告ログをどうにかする仕事をしていた。ちょうどその頃は将棋AIが人間を超えたタイミング3で、
という記事を書いていたっぽい。久しぶりに読み直したら自分で言うのもなんだけど、現在のAIの隆盛をわりといい感じで先取りしたエッセイになっていて、10年前の自分のセンスと頭の良さに感動した(のでみんな読んでね)。
2017年のGWくらいから、週末は金融庁の電子開示システムEDINETのデータを利用した財務データサービスを作り始めた。後4にバフェット・コードと呼ぶようになるアレである。2018年1月にリリースして、しばらくは全く誰にも使われなかったんだけど、2018年の春には
作ってるおもちゃが見つかったらしく、ありがたいことにherokuからめっちゃアラートが来る
— しゅう / Shu Suzuki (@shoe116) 2018年4月22日
みたいなことを言ってるので、今思うとサービスグロースの初速はわりと順調だったのかもしれない。
メルカリとバフェットコードの創業期
特にY!に大きな不満があったわけじゃない気がするけど、「ちょっと転職活動してみよう」と思い立ち、上場前夜のメルカリに転職する。 仕事内容は(技術スタックこそ変われど)ほとんど変わらず大量のログをどうにかするエンジニアリングをしていた。完全に忘れていたけど、確かにりなはむ生誕の物販列(というかチェキ列)に並びながらメルカリからのメール読んだ記憶がフラッシュバックしてきた・・・
転職後初の有給理由が、CY8ERのワンマンになった。ちなみに、今の職場からオファーもらったのはりなはむの生誕祭の物販の途中だった。
— しゅう / Shu Suzuki (@shoe116) 2018年8月1日
ちなみに、色々あってメルカリ所属のままメルペイのデータパイプラインを作るチームに居候する感じになった。
今思うと2019年初っ端、バフェットコードの行く末を占うクラウドファンディング
の真っ最中に、メルペイのリリースがあったっぽい。
なんかすごくバタバタしてたのは記憶にあるけど、どうやって頭を切り替えていたのかは全然記憶にない。
このクラファンは無事成功し、晴れてバフェットコードでやっていく決意をするのである。
なんというか、一大決心をした
— しゅう / Shu Suzuki (@shoe116) 2019年4月16日
バフェットコードの成長と副業
人生のリスクヘッジと、コロナ禍でわりと時間があった(もうみんな忘れてるかもしれないけど、遊びに行こうにもどこにも行けない時期が2年くらいは続いた)のもあって、バフェットコードで働きながらもメルカリ・さくらインターネットで副業を続けた。
このあたりについては
で詳しく触れたので、興味があったら読んでほしい。
あと、採用が実を結んで、バフェットコードのエンジニアも増えてきた。それに伴って、自分の役割も「手を動かしてコードを書く」から「どういうチームでどういうものを作るかを考える」へと、少しずつ変わりつつある。その中で考えたことは、開発チームのカルチャーデックを公開したタイミングでバフェットコードのエンジニアブログに書いた。
ちなみに今の僕は去年第一子が生まれたこともあり、ワークライフのリバランス期である。☝️に書いたような「本番環境でガッツリ動くタイプのシステム開発」の副業は一旦お休みし、代わりにY!時代に仲良くなった友人(彼も結構な音楽ヲタク)の伝で、OPEReという会社で開発組織のメンタリングのお手伝いをしている。経緯については👇️の記事で触れた。
私生活編に続く
ここ10年、確かに仕事についても色々な出来事があった。多分他の人から見たらわりと大々的なキャリアチェンジなのかもしれないが、個人的にはやってることは大して変わっていないし、何と言ってもコロナ禍での世界のぶっ壊れ方を考えたらほんとに微々たる変化な気もしている。次のエントリは、私生活編を書こうと思う(いつ公開できるかわかんないけど)。
さて、2016年といえば僕が大好きなトラックメーカーYunomi先生の大名曲「ゆのみっくにお茶して」が発表された年である(同曲収録の大名盤「ゆのもきゅ」は翌2017年)。9月に行われる2017年から続く老舗イベント「暴力的にカワイイ」にYunomiを見に行く家族内稟議も無事通過、チケットも入手した。
ということで、お仕事編の最後はこの曲でお別れです。
- 東京ドームの感想は「ありがとう #BiSH」に尽きる。↩
- りなはむの「思い出して、未来を」は今思い返しても名キャッチコピーだと思う。↩
- 将棋AIが人間を超えたのは、Ponanzaが佐藤天彦名人(当時)に勝った2017年というのが一般的な気がするけど、AI vs 人間のガチ対決「将棋電王戦」は2015年に歴史的役割を完了する形で終えていて、事実上のXデーは2015か2016だと思う。↩
- と言ってもわりとすぐ決まった気はするが、いつ頃どう決まったかの記憶はない。↩